ガソリン系クレジットカード
車を運転する人は、ガソリンスタンドのクレジットカードを持っている人が多いように思います。
私の主人も、両親も私の身の回りの人はほとんど持っています。なぜかと聞くと、決まって言うのはガソリンを会員価格で給油できるからと答えます。
しかし、ガソリンスタンド系クレジットカードは普通のクレジットカードと違ってポイントが貯まらないカードも多く、注意が必要です。
そこで、ガソリンスタンド系クレジットカードのメリットやデメリットをお勧めのカードと共に紹介します。
ガソリンスタンド系クレジットカードの審査は甘い
いくらガソリン系クレジットカードを持ちたいと言っても、審査が厳しかったら持つのを諦めなきゃいけない場合もありますよね。
だけども、安心して下さい。ガソリンスタンド系クレジットカードの審査は甘い傾向にあります。
なぜかと言うと、ガソリンスタンド系クレジットカードは、ショッピングセンターやスーパーの流通系クレジットカードと同様にお客さんの囲い込みをしたいからです。
スーパーは競争が激しいですし、ガソリンスタンドも街中にあって競争が激しいですよね。自社を使って欲しいから、カードを発行する審査のハードルを下げています。
審査が甘いので、専業主婦でもカードの発行は難しくありません。
また、私の知り合いで借金でブラックだった人もガソリンスタンド系クレジットカードの発行が完了しています。
今現在がブラックだと審査落ちする可能性は高いんですが、ブラックリストに名前が載るのは期限があり、それを過ぎればガソリンスタンド系クレジットカードは審査が通りやすいでしょう。
メリットはガソリンが安くなる事
ガソリンスタンド系クレジットカードの特大目玉特典は、ガソリンが安く給油できる所ですよね。これを理由にガソリンスタンド系クレジットカードを作り、ガソリンが安くならなければガソリンスタンド系クレジットカードだなんて誰も作りません。
ガソリンの値引き率はカード会社によって変わってきますが、カードをそれぞれ比較してみると大差はありません。カードの利用金額によってガソリンの値引き率が変わってくる会社は多いです。まぁ、カード利用金額によって値引き率を変えないと、クレジットカードを作っても誰も使いませんからね。
カード会社でのガソリン割引についての違いと言えば、単純にカード利用額の合計で割引率が分類される会社もあれば、カード利用額でも自社サービスをどのぐらい利用したかでガソリン値引きが変わるカードもあります。
また、カード利用額は1ヶ月で合計した金額なのか、それとも半年分なのかもカード会社によって変わってきます。
さらに、値引き率はあんまり変わりませんが、カードの利用額が少額でも割引がどのくらいあるのか、毎月いくらまでなら割引された料金で給油できるのかなどは変わってきます。
ガソリンスタンド系のクレジットカードのホームページを見ていくと、最大7円引き!などのMAXの値はよく目につきます。なのでその数字でどのカード会社が一番良いのかな?と選びがちですが、MAXの数字で選んでも値引き額はあまり変わらないので、あんまり意味はありません(笑)じゃあどうやって選ぶのか?それは次の章で紹介します。
一番利用しやすい店舗のクレジットカードを作る事
割引金額がほぼどこも一緒なら、どうやってガソリンスタンド系クレジットカードを選べば良いのか?優先順位は以下の通りです。
- 一番利用しやすいガソリンスタンドのカードを作る
- ガソリン値引きから、自分のカード利用額の値引きを見る
これだけです。まず1の一番利用しやすいガソリンスタンドを選ぶ理由は、カード会社によってガソリン値引き金額はそんなに大差がないからです。
そのため、そんなに頑張って値引きのために遠出してガソリンスタンドに行かなきゃいけないなんて事はありません。
そんなに遠出をしたら、ガソリンをたくさん使ってしまいますので、まずは家から一番近いガソリンスタンドや職場に行く途中のガソリンスタンドを選ぶようにしましょう。それが先決です。
そして、もし近場にガソリンスタジオが2社あって、どっちにしたら良いか迷ったら、ガソリン値引きシステムを熟読します。
どのぐらいカード利用を毎月しているのか、カードを初めて利用する人はカードで何をどのぐらい支払う予定かを考えます。
今のカード明細を見たり、現金払いのレシートを1ヶ月~3ヶ月ぐらい取っておくと1ヶ月にどのぐらいカードで利用するか分かってきます。
1ヶ月のカード利用料金の目安が分かったら、それをガソリンの値引きに当てはめていきます。
どのクレジットカード会社も、ホームページで分かりやすくガソリン値引きが記されています。もしガソリン値引きシステムが複雑なカード会社だったり、カード利用によって値引き額が階段のように変わる会社であれば、自分がいくらぐらい値引きされるのかチェックします。
そして、よく利用するガソリンスタンドが2つ以上あった場合には、1円でも安く給油できそうなガソリンスタンドを選べば良しです。
上の1と2でガソリンスタンドをまだ絞り切れなければ、無理にガソリンスタンドを1つに絞ろうとせずにカードを複数枚持てば良いだけの話です。
1人が持つクレジットカードの平均枚数は2~3枚ですので、ガソリンスタンド系クレジットカードを2枚持っていても他のクレジットカードを1枚に抑えるなどをすれば、決してクレジットカードを作り過ぎているなんてなりません。
注意点は、カードを複数枚持つと新しいクレジットカードの審査に落ちやすくなる所です。
そのため、2枚のガソリン系クレジットカードを持つならば、優先したいクレジットカードをどうにか決めて、それから発行していくようにしましょう。
- 一番利用しやすいガソリンスタンドのカードを作る
- ガソリン値引きから、自分のカード利用額の値引きを見る
- それでもクレジットカードを選び切れないならば、クレジットカードに優先順位を付けて複数枚に増やす。
これがガソリンスタンド系クレジットカードの選び方です。
ガソリン割引があってもポイントサービスがない場合もある
ガソリンスタンド系クレジットカードのデメリットは2つあります。
1つは記事の冒頭でも書いたように、ガソリンスタンド系クレジットカードにはポイントシステムがない場合も多い点です。
2つ目は、ガソリンスタンド系クレジットカードは審査が甘いがゆえにカードサービスは充実していない点です。
1個づつ、理由を見ていきましょう。
ポイントサービスはあまり期待できない
ガソリンスタンド系クレジットカードは、ガソリン割引と言う大きな割引が付いているため、ポイントがクレジットカードに貯まらないというカードが珍しくありません。
- 以前はポイントサービスがあったけど、今はもう廃止になったカード
- ポイントが貯まるorガソリン割引のどちらか選ぶカード
- ポイントは付くけど還元率が超悪いカード
上のようなクレジットカードが多いです。
しかし、中にはポイントもガソリン値引きも付いているカードがあります。同じガソリンスタンドの会社でも、カードの種類によってはポイントが貯まる場合もありです。
クレジットカードは、銀行系、流通系、信販系などほぼ全てのジャンルでポイントが貯まるカードが圧倒的に多いですので、ガソリンスタンド系クレジットカードも当たり前にポイントが貯まるだろう…と調べないでカードを発行してしまうと、あれっ!!ないっ!ってなります。
ガソリン割引があれば上等というのが、ガソリンスタンド系カードの常識だと理解しておきましょう。
審査は甘いがカード内容が保険なしなど充実していない
もう1つのデメリットがガソリンスタンド系カードの内容です。
ガソリンが割引になるなら内容なんてどうでもいいよってならあんまり関係ありませんが、ガソリンスタンド系カードをメインカードとして利用し、保険などの付帯サービスが充実しているカードが欲しいと言うなら、ガソリンスタンド系カードは要注意です。
旅行保険などが充実しているカードが欲しいのならば、カードを良く選ばないといけません。
旅行会社や航空会社系クレジットカードに比べると、保険は弱いのがガソリンスタンド系カードです。
しかし、ガソリンスタンドなのでロードサービスなどの道路に適したサービスは付帯しているカードもあります。一般的な付帯サービスはないけど、ガソリンスタンドならではの特殊なサービスは期待してもいいでしょう。
おすすめのガソリンスタンド系クレジットカードランキング
ガソリンスタンド系クレジットカードの概要がざっくりと分かった所で、どんなカードが一番お勧めなのか気になってくる頃だと思います。
一番利用しやすいガソリンスタンドのカードを選べば良いのだけども、利用しやすいガソリンスタンドと言うのを全く考えずに、クレジットカードのガソリン割引やその他の内容でトップ3を選んでいきましょう。
私の独断なので、他のサイトの記事と多少は違うかもしれませんが、カードの比較などの参考にして頂ければと思います。
3位!提携カードも豊富なENEOSカード
年会費 1250円
入会特典 入会後の一定期間のガソリン値引
き
1000円の利用で6ポイント貯まる、エネオスでの利用で1000円で30ポイント貯まる
エネオスのガソリンスタンドはたくさんあり、利用する頻度が高いガソリンスタンドです。
ガソリンはいつでも2円引きで、Tポイントが貯まるカードやマイルが貯まるカードなどの提携カードが多く、多種多様なので3位です。
<入会方法>
ホームページから新規入会申し込み
↓
よく利用するエネオスの店舗を登録
↓
申し込みしたいカード、国際ブランドを選ぶ
↓
規約に同意
↓
エネオスからメールが届く、メールに記載されているURLをクリック
↓
個人情報などを登録
↓
審査
↓
カード発行
↓
カード配達時に身分証を提示して本人確認
↓
カード利用開始
2位!イオンの特典が利用できるコスモ・ザ・カード
年会費 無料~1250円
入会特典 入会後の一定期間のガソリン割引、ギフトカードプレゼント
200円で1ポイント貯まる
コスモカードでは、イオンと提携したカードが発行されています。イオンと言ったら、お客様感謝デーでの5%割引です。イオンの特典と、コスモの特典の両方が得られるカードなので、2位にランクインしました。
<入会方法>
ホームページからカードを選択
↓
規約に同意
↓
本人情報、付帯サービス、暗証番号、口座情報などを設定
↓
審査
↓
カード発行
※カード発行時に配達員が本人確認書類を黙視or本人確認書類をアップロードする
1位!ガソリン割引が豊富で西友でも割引がある出光カード
年会費 無料~2万円
入会特典 入会後の一定期間のガソリン割引、キャッシュプリカを付与
1000円で5ポイント貯まる
ガソリンがいつでも2円引きになり、ガソリンを割引する制度が充実しているカードなので、これぞガソリンスタンド系クレジットカードだと言う事で1位に堂々と輝きました。また、西友で割引になる日があったりなど、ガソリン以外の良さもあります。
私は出光カードの販売勧誘をやっていた時期があります。ガソリンスタンドで給油に来たお客さんに案内していたのですが、一週間で結構な数のお客さんがやってきました。なので、出光カードは十分な魅力だと思います。
<入会方法>
ホームページからカードを選択
↓
必要事項に記入
↓
受け付け完了メールが届く
↓
受け付け確認電話が来る
↓
審査、カード発行
↓
本人限定受け取り郵便の到着のお知らせが届き、カードの受け取り方法が記載されているので、それを確認する
↓
カード配達支店へ連絡し、カードを自宅に郵送してもらうorゆうちょ窓口で受け取り
↓
クレジットカード受け取り時に身分証を提示する
↓
口座設定のための依頼書に記入して返送する
↓
カード利用開始
ガソリンスタンド系クレジットカードまとめ
ガソリンスタンド系クレジットカードは、ガソリン割引だけを考えた方が良いクレジットカードです。
ポイントが貯まるカードでも、あまりポイントは期待せずに、その分だけガソリン割引になると思いましょう。