ガソリンが安くなる自動車メインで選ぶクレジットカードランキング

ガソリンが安くなる自動車メインで選ぶクレジットカードランキング毎日のガソリン代を気にしていませんか?車が足となって、毎日のように車を利用している人は、ガソリンスタンドのガソリン料金表に目が離せないはず‥。

そんな人にぴったりな、ガソリンが値引きになるクレジットカードを紹介します。

そして、普段はあんまり意識していないかもしれませんが、ETCカードにも着目して、高速道路もお得に利用しちゃいましょう。

クレジットカードのガソリン割引を比較!

カード会社が違えばガソリン割引はもちろん違いますが、同じカード会社でもカードの種類によってガソリン割引は変わってきます。

そこで、エクソンモービルシナジーカード、昭和シェル石油カード、出光カード、エネオスカードと、4つのクレジットカード会社の値引き方法を見ていきましょう。

シナジーカードは1円~10円引き

  • 一般カード→年会費2160円、初年度無料、次年度から家族会員と合わせて年間25万9200円で年会費無料
  • ゴールドカード→年会費1万円
  • ガソリン値引きは月間のカード利用料金によって変わる
  • 1万円未満→1円引き(一般カード)4円引き(ゴールド)
  • 1~2万円未満→2円引き、5円引き
  • 2~5万円未満→3円引き、6円引き
  • 5~7万円未満→5円引き、8円引き
  • 7万円以上→7円引き、10円引き

シェルスターレックスカード(昭和シェル石油)は2~7円引き

  • 一般カード→年会費1250円、初年度無料、年間24万円のカード利用で年会費無料
  • ゴールドカード→12000円、年間240万円の利用で年会費無料
  • 6カ月間のカード利用でガソリン値引き金額決定
  • ウエブ明細は、下記金額にプラス1円の値引き
  • 電気代を昭和シェル石油にすると、プラス10円引き
  • 12万円未満→2円引き(一般カード)、3円引き(ゴールドカード)
  • 12~30万円未満→3円引き、4円引き
  • 30~42万円未満→4円引き、5円引き
  • 42~60万円未満→6円引き、7円引き
  • 60万円以上→8円引き、9円引き

出光カードは1円~引き

  • まいどプラス→年会費無料
  • ゴールド出光セゾンAMEX→年会費7000円
  • プラチナ出光セゾンAMEX→年会費2万円
  • いつでも2円引き
  • 値引きプラス(年会費500円)で、カード利用料金によってガソリン値引き金額が異なる

値引きプラス

  • 3万円未満→単価0円→いつでも2円引きのみ適用
  • 3~4万円未満→1円単価→いつでも2円引きと合算で3円引き
  • 4~5万円未満→2円単価+2円引きで4円引き
  • 5~6万円未満→3円単価+2円引きで5円引き
  • 6~7万円未満→4円単価+2円引きで6円引き
  • 7~8万円未満→5円単価+2円引きで7円引き
  • 8万円以上→6円単価+2円引きで8円引き

出光一般カードとゴールドカード

  • 一般カード→年会費1250円、初年度無料
  • ゴールドカード→年会費1万円
  • カード利用1万円で値引き1ポイント付与→ポイント×1で値引き金額が変わる

例:3万円のカード利用で3ポイント付与→3ポイント×1=3円値引き

1円~7円引きのエネオスカード

年会費1250円、初年度無料、年に1回のカード利用で年会費無料カードあり

カードによって利用額に応じて割引か、一定の割引か変わる

エネオスカードC

  • 1万円未満→1円引き
  • 1~2万円未満→2円引き
  • 2~5万円未満→4円引き
  • 5~7万円未満→5円引き
  • 7万円~→7円引き

エネオスカードP

ポイントが貯まる、ガソリン値引きなし

エネオスカードS

  • いつでもガソリン2円引き
  • ポイントが貯まる

これが4社のガソリン割引です。これだけ見ると、数字ばかりでどうやってカードを選べば良いか分からないと思うため、4社のカードをまとめます。

カード利用料金が1万円未満

シェルスターレックスカード、エネオスカードS、まいどプラス、出光セゾンAMEXが2円引きとお得

カード利用料金が7万円以上

エネオスカードC、出光カード(一般、ゴールド)、シェルスターレックスカードだと7円引きになる

カード利用料金が8万円以上

シェルスターレックスカードが一番得
  • シナジーゴールドカードならば年会費は1万円だが、7万円以上のカード利用で10円引きと一番お得
  • 電気料金とセットならば、シェルスターレックスカードが一番お得

1万円以上7万円以下の月間カード利用ならば、どのカード会社も似たり寄ったりの金額

これがガソリン割引のまとめです。1万円以上7万円以下のカード利用だった場合は、一番利用しやすい店舗を利用するのがベストです。

また、年会費が無料カードが良いのか、有料でもAMEXのようにカードブランドにこだわるのかで決めれば良しです。

ETCカードは滅多に特典がない!ETC利用で得になるカードは?

そして、次にETCについても見ていきます。普段何気なく使っているETCカードから見たクレジットカードです。

実は、ETCカードがお得に使えるクレジットカードと言うのは数が少ないのです。前章のガソリン値引きで書いたクレジットカードにはETCカードが申し込み可能なんですが、どれもETCの利用に対しては特別に優遇している訳ではありません。

シナジーカード→ポイントシステムがないカードのため、ETC利用でポイント還元なし。カード利用に対するガソリン値引きでは、ETCを利用した代金は値引き金額に含まれる。

出光カード→ETC利用で、カード利用代金として出光のポイントが貯まる。1000円で5ポイント貯まる。

エネオスカード→ニコスカードとトヨタファイナンスから発行しているカード。ニコスはポイント付与なし、ガソリン値引き単価として計算可能。トヨタファイナンスはカード利用代金として1000円利用で6ポイント貯まる

シェルスターレックスカード→ETCカード利用で、利用代金がガソリン値引き代金としてカウントされる

これがガソリン値引きについて書いた章で紹介したクレジットカードの、ETCカード事情です。

共通しているのが、どのカードもETCを利用したとしても特典はなく、ETC利用代金がガソリン値引きとして反映している点です。

ではガソリンスタンド系クレジットカード以外のクレジットカードはどうなのかと調べていくと、どのカードもETC利用代金はそのカードのポイントが還元されて、ETCを利用したからといって特別なポイントが貯まる訳ではありませんでした。

つまり、ETCカードの視点からカード代金の還元率が良いカードを選ぶと、ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶのが、高還元率ETCカードです。

例えば楽天カードの場合、100円で1ポイントが貯まります。還元率は1%となり、ETCカード利用の還元率も1%です。1%は高還元率のクレジットカードなので、ETC利用も高還元率となります。

ガソリンスタンド系クレジットカードはガソリン値引きに比重を置いていて、カード利用のポイントは還元率が高くないカードばかりです。

出光カードやエネオスカードの1000円で6ポイント貯まるというのは、楽天カードに比べるとだいぶ還元率が悪いですよね。

そのため、ETCカードをお得に利用したいとなると、ガソリンスタンド系クレジットカード以外のカードを選ぶべしなのです。

しかし、ニコスから発行されているVIASOカードは高速道路でETCカードを利用すると、ポイントが2倍になります。その年会費とポイントのスペックは以下の通りです。

VIASOカード

  • 年会費無料
  • カード利用代金1000円利用で5ポイント付与の所、ETCカード利用で1000円=10ポイント付与

つまり、VIASOカードならばETC利用で1%還元となります。

楽天カードならばETCカードでポイント倍増にはなりませんが、ベースとなる基本ポイント付与率が1%なのでVIASOカードとETC利用時のポイント還元率は同じです。

と言う事は、ETCカードの利用還元率だけ見れば楽天もVIASOカードもあまり変わらないとなります。

しかし、楽天はETCカードの年会費が840円掛かるのに対し、VIASOカードは発行手数料が1000円掛かって年会費は無料です。最初だけ料金が必要ですが、VIASOなら維持コストは掛かりません。

もう1つ、ネクスコカードの場合は高速道路系クレジットカードだけあり、他のクレジットカードとはETCに対してちょっと違います。それは次の章で紹介します。

ネクスコカードは高速道路へ利用料金を還元できるクレジットカード

ネクスコは高速道路のクレジットカードなので、高速道路を走る人のために割引が用意されています。

そして、ネクスコカードはニコスから発行されているクレジットカードと、イオンから発行されているクレジットカードがあります。

イオンから発行されているクレジットカードは、イオンカードなので高速道路系の割引が弱いです。

イオンポイントをネクスコポイントに交換できるのですが、ETC利用となったらニコスから発行しているクレジットカードの方が特典があります。

ニコス E-NEXCO pass

  • 年会費1750円、初年度無料
  • 200円で1ポイント貯まるのが、ETC利用代金や高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは200円で2ポイント貯まる
  • 年間30万円以上の利用で、年間獲得ポイントの20%をポイントボーナスとして還元
  • カード代金は高速道路の料金やサービスエリア、パーキングエリアへの利用料金に還元可能

高速道路料金へポイント還元をする方法とポイント数

  • 電話かインターネットでポイント還元の申し込み
  • 1000ポイント以上、500ポイント単位で申請可能
  • 1ポイント=1円で利用可能
  • 高速道路の料金に還元するためには、ETCカードが必要

これがニコスが発行するクレジットカードのETC利用料金還元です。高速道路のクレジットカードなので、利用料金も道路に還元できます。ガソリン割引はありませんが、ポイントで道路が安くなります。

ガソリン値引きとETC利用で選ぶクレジットカードランキング

ガソリン値引きとETCカードについてカードを紹介したので、どのカードがドライバーにとって一番得なのかランキング形式にしたいと思います。

5位 ネクスコカード

高速道路で割引になるのが大きな魅力ですが、ガソリンが安くなる割引がないので、全てのドライバーにとって良いカードとは言えません。

高速道路で200円で2ポイント貯まるのですが、楽天カードの基本ポイント還元率が100円で1ポイントなので、高速道路で利用するのが特別良い訳でもなく、ガソリン値引きと高速道路利用の観点から見たら5位です。

4位 出光カード

まいどプラスとAMEXは500円でガソリン値引きシステムを追加できますが、それでもMAXが8円なので、オプションを追加したわりに値引きMAX金額が少ないので4位です。

シェルスターレックスカードならば追加オプションなしでMAX8円なので、それを考えると追加オプションが高いかな?と感じます。

3位 シェルスターレックスカード

こちらは追加オプションなしでガソリン値引きが一般カードでMAX8円と、他のカードよりも高いです。

また、電気料金とセットにするとプラス10円引きと他を寄せ付けない値引きがあって、カードをよく利用する人向けのクレジットカードです。

電気代をセットにするかどうかで割引が大きく変わるので、セットにしない人もいるだろうと言う事で3位です。

2位 シナジーカード

1万円以下で1円引き、7万円以上の利用で7円引きと、1位のエネオスカードと最小と最大割引の数字が一緒です。

しかしシナジーカードは年会費2160円とエネオスカードよりも高い金額なので、エネオスカードよりコストが掛かると言う事で2位です。

1位 エネオスカード

いつでも2円引きカードでカード利用金額が少ない人にも対応していますし、カード利用料金別割引でカードをたくさん利用する人にも対応しているのがエネオスカードです。

MAX7円引きと他のカードより最大値が少ないのですが、年会費の安さとカードが選べるので1位です。

まとめ

ガソリン割引はガソリンスタンド系クレジットカード、ETCはネクスコかガソリンスタンド系以外のポイント高還元率カードを選ぶ。

この2つを覚えておけば、ドライバーにぴったりなカード選びができるでしょう。

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