流通系クレジットカード
流通系クレジットカードは、楽天カードやイオンカードなどショップを持つ会社のクレジットカードの事です。
私が一番好きなクレジットカードでもあります(笑)
なぜなら、クレジットカードの中でも自社の特典が豊富にあり、クレジットカードを持てば優待が受けれるからです。
しかし、流通系クレジットカードは宝にも化け、ゴミにもなり得ます。流通系クレジットカードのメリットやデメリット、審査なども一緒に見ていきます。
審査はクレジットカードの中で最も甘いと言って良い!
流通系クレジットカードの審査は、クレジットカードの中で最も甘いと言って良いぐらい甘いです。もちろん、誰でも審査が通る訳ではありませんが‥。
どのクレジットカード会社も審査情報は極秘なのに、なぜ流通系クレジットカードは審査が甘いと言えるかは、理由が2つあります。
審査が甘いと噂されるクレジットカードは流通系クレジットカードが多い
審査が甘いと呼ばれるクレジットカードで名前が上がるのが流通系クレジットカードが多いからです。
例えばイオンカードや楽天カードは、審査が甘いとして良く知られています。なぜ審査が甘いのかと言うと、カード会員数を伸ばし続けているからです。
会員数を伸ばすと言う事は、カードの内容が良いからだけではなくて審査も甘いと考えられます。
流通系クレジットカードは、庶民に向けてのクレジットカードとして誕生した
もう1つ、流通系カードの審査が甘いと呼ばれている理由はクレジットカードの歴史にあります。
日本のクレジットカードの始まりは、銀行や信販会社が引っ張ってきました。
そして、クレジットカードは後払いという性質上、最初は社会的地位が高い人を中心に広まっていきました。なので今でも銀行系クレジットカードは審査が少し厳しいと言われています。まぁ、そんなに今は気にするほど厳しくはありませんが‥。
そんな中で新しく産まれたのが流通系クレジットカードです。
高所得者向けではなく、中所得者にも利用しやすいようなカードができました。イオンカードやクレディセゾンが産まれた1980年代は、日本のクレジットカードの枚数が1億枚を突破した時期です。
多くの人がクレジットカードを持ち、クレジットカード文化が浸透してきた時代です。そんなにたくさんのユーザーがいるんだから、審査を少し甘くしてでも顧客を1人でも多く受け入れたい気持ちになりますよね。
そして、生活水準も上がって収入が安定してきているので、クレジットカードを持てる人が増えてきたとも言えます。
生活用品や日常で使える物がメインのカード
生活用品や日常で使える物を買うのがお店であり、生活にピタリと密着しているのが流通です。
だからクレジットカードも、審査を厳しくしたらカードを持てなくて生活用品などをそこで買う意味がなくなってしまいます。流通系クレジットカードは、生活密着型クレジットカードと呼べます。
だから審査はそんなに厳しくはないんです。
流通系クレジットカードで落ちる理由は、カードを複数枚も同時に申し込みをしたから?
私は流通系クレジットカードを持っていますし、過去に何社かクレジットカードを作りました。
入会特典目当てとかで(笑)イオンカードや無印良品クレジットカード、セブンカードプラスなどを作り、審査は通過しました。専業主婦の時に通ったので、やはり流通系クレジットカードは審査がそんなに厳しくないのが分かります。
しかし、パルコカードは審査落ちをしました。
原因ははっきりと分かりませんでしたが、恐らくその時はクレジットカードを他に2枚持っていたからではないかと考えられます。クレジットカードを複数枚持っていると、その情報は新しくカードを作る時の審査に情報がバレています。
審査は過去のお金の流れや、クレジットカードの所有枚数、ローンなどを総合的に調査して審査されるからです。
私の場合、過去にクレジットカードの延滞はありませんでした。しかし、専業主婦でした。無収入者が複数枚のクレジットカードを所持して、カード代金を払えるのか‥。ちょっと不安になりますよね。
だから3枚のカードであるパルコカードに審査落ちしたのではないかと思われます。審査が甘い流通系カードでも、複数枚の同時期の入会は避けた方が良いでしょう。
流通系クレジットカードは良く行くお店じゃなきゃゴミに‥
流通系クレジットカードのデメリットは、カードの特典がその店に限られてしまう事です。
イオンカードならばイオン、楽天カードならば楽天に強いカードですよね。
だから、あんまりイオンに行かないのにイオンカードを持っていたらそれは宝の持ち腐れです。イオンの特典を利用できないまま、基本ポイントだけは貯まるとメリットが半分以下になってしまいます。
そして、イオンを良く利用していたけど、引っ越したらイオンに行かなくなればカードを解約した方が良くなってしまいます。
その場合、新しいクレジットカードを作るとなると、そこでまた審査があります。パートで働いていたけど、主人の転勤でパートを辞め、今は専業主婦になった‥とかだと、パートで働いている時よりも審査パスの可能性は低くなりますよね。
また、他社でクレジットカードを作るとなると、カード利用額が少額からスタートする場合もあります。せっかく今のクレジットカードで信用を貯めてカード利用額が多くなったのに、それを無駄にする事になってしまうのです。
また、流通系クレジットカードはデザインがカジュアルな物が多いですし、イオンとか楽天とか店のロゴや名前が記載されているので、ステイタスさは微塵も感じません(笑)銀座の超高級寿司屋に行って、支払いがイオンカードだったら場違いなカードに見えてしまいます。
まぁ、そんなの気にしないって人もいますけどね。
私の場合、イオンカードを持っていますが、そのカードで近所のイトーヨーカドーで買い物をすると、レジで気まずくなります(涙)ライバル店のカードでごめんなさいって感じです。
流通系クレジットカードは、店のロゴや名前が入っているので、他店で利用しにくい場合もあるのがデメリットで、ステイタスも感じにくいのが痛い所です。
株主の次にその店の優待を受けれるぐらい自社サービスに強い
他店で利用すると気まずくなる場合もある流通系クレジットカードですが、その分だけ自社サービスでメリットが大きいのも事実です。
デパートなどで株式会社の場合、株主優待がありますよね。その株主が一番のお得意様であり、優待されるのは当たり前です。そして、その次に優待されるのがクレジットカード会員ではないかと思われます。
イオンがその良い見本で、イオンの株主優待は株数による買い物の%割引です。また、お客様感謝デーの割引と店舗による独自の割引です。
イオンのクレジットカードの優待の場合は、お客様感謝デーでの割引などです。株主優待と似ているんですよね。また、イオンの店舗にはラウンジがあり、そこを使って良いのは株主とイオンのゴールドカード所持者です。
クレジットカードを所持者と株主では優待に差がありますが、クレジットカードを所持しているだけで株主に近い優待を受けれるのです。流通系クレジットカードのメリットは、その店の割引などの優待を存分に利用できるのが大きな特徴です。
おすすめ流通系クレジットカードランキング
流通系クレジットカードはそのお店独自の特典があるので、どこが一番良いのか判断しにくいのですが、それでもシビアに順位を決めるとしたらトップ3はこうなりました。
クレジットカード会社から賄賂をもらっている訳でも、宣伝でもないので安心して順位を見て下さいね。
3位!旅行保険や旅のトラブルに強いJTB旅カード
年会費 1600円~15000円
入会特典 1600ポイント~8000ポイント付与
100円で1ポイント
JTB旅行カードのメリットは、旅行会社と言うだけあって旅行保険やロードサービス、マイルが貯まるなどの旅行に関するサービスが豊富にある所です。
クレジットカードを旅行に持っていく人は多いですよね。そして、海外旅行に行くとクレジットカードは本人確認証になったりなど海外で日本以上に役に立ちますので、海外旅行に行くのにピッタリです。
また、ロードサービスなど車での旅行もサポートしてくれます。
JTB旅カードのデメリットは、貯まったポイントはJTBでの旅行代金にしか利用できない点です。旅行カバンなどの旅行グッズをポイントで買える店はありますが、数は少ないです。なので、旅に良く行く人向けのクレジットカードと言う特色が強いです。
<入会手順>
インターネット、店頭、郵送申し込み
JTBのホームページからカードを選択(この時、JTBホームページから離れてカード会社のホームページに飛ぶ)
↓
規約に同意
↓
情報入力
↓
オンライン口座設定
↓
審査
↓
カード到着
オンライン口座設定をしていない場合は、カード到着時に配達員に身分証を提示
※店頭申し込みは本人確認証を持参し、店頭のタブレットで申し込み。この時にカード番号が分かり、その番号で支払いが可能
※郵送申し込みは、申し込み用紙をホームページから取り寄せ
2位!提携店舗が多くてポイントが貯まる楽天カード
年会費 無料~
入会特典 7000円相当のポイント付与
100円で1ポイント貯まる
大人気の楽天カードなしで流通カードは語れないぐらい楽天カードはお勧めです。そして、自社のサービスに対してのポイントが貯まる率が高いので、これぞザ・流通系クレジットカードです。
楽天が第2位なのは、ネットショッピングの王者なので利用した事がある人が多く、誰もが持っていればポイントは貯まっていくだろうという理由からです。
楽天は楽天市場を始め、楽天トラベルや楽天ブックスなど多種多様のサービスがあるため、楽天だけで生活できるぐらい充実しています。
だからポイントが貯まりやすく、さらに手羽先の山ちゃんなどのネットショップだけではない提携店舗もあるので、楽天を利用しなくても提携先でのポイント倍増でお得です。
基本が100円=1ポイントの貯まり率なので、楽天以外のサービスを利用しても良しです。ポイント重視派には、かなりお勧めです。
<入会方法>
楽天カードのホームページからカードを選択
↓
楽天IDでログイン(楽天IDがない人は、先にIDを作る)
↓
国際ブランド(VISAやMasterCardなど)を選ぶ
↓
個人情報や入会目的、キャッシング利用、家族会員などを入力
↓
口座設定
↓
審査
↓
カード受け取り、本人確認書類を配達員に見せる
1位!AMEXカードありでポイント利用がユニークなセゾンカード】
年会費 無料~
入会特典 6000円相当のポイント付与など
1000円で1ポイント貯まる
数ある流通系クレジットカードの中から光輝く第1位に輝いたのが、セゾンカードです。
セゾンカードはカードの種類がものすごく多くて、絶対に自分にぴったりなクレジットカードが見つかると断言しても良いぐらいの膨大なクレジットカードの数を用意しています。
その中には、アメリカンエクスプレスのカードもあります。AMEXは本家のプロパーカードもありますが、セゾンからも発行していてセゾンのマークがクレジットカードに書いてあります。
日本のクレジットカードでAMEXと提携している所は少ないので、AMEX好きは大注目のカード会社です。
そしてセゾンカードは、貯めたポイントで投資ができるんです。投資でポイントを運営し、カードで支払いをたくさんしなくてもポイントを増やす事もできるんです。ポイント版ミリオネラーになれるかも!?(笑)
投資に興味がある人や、カードの利用額が少なくてもポイントを増やしたい人は、ポイント投資で一攫千金を狙えます。損してもポイントなので、ダメージは少ないです。
<入会方法>
ホームページからカードを選択
↓
個人情報などを入力
↓
入力内容を送信
↓
入力内容を印字してセゾンから確認書が届く
入力内容を確認後、そこに署名や捺印
本人確認証のコピーを送付
↓
郵送手続き
↓
カード発行
流通系クレジットカードまとめ
流通系クレジットカードは割引特典が多いので、カード利用額が少なくても特典は受けやすいです。審査が甘くて、専業主婦でも持ちやすいカードと言えるでしょう。