なぜ海外旅行に行くならMasterCardがおすすめなのか

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なぜ海外旅行に行くならMasterCardがおすすめなのか

海外でクレジットカードを利用する時、購入した商品の料金だけがあなたの口座から引き落とされる訳ではありません。海外で購入した物を日本円にして、その金額に手数料を含めて請求されます。その手数料はカードのブランドによって料金が違いますが、ではどのブランドが一番得なのでしょうか。

クレカ手数料は海外で買ったものを日本円にする手間賃

手数料と漠然と言われても、あんまりピンっとこない人も多いはずです。手数料は色んな場面で利用されている言葉なので、なんの手数が掛かっているのかサッパリ分かりませんよね。

クレジットカードの海外利用における手数料とは、カード会社が海外の通貨を日本円に計算し直す手間賃です。

カード会社は、あなたが海外で利用したお店から情報が上がってくると、それを計算して日本円にします。国内では100円は100円で、それ以上の価値もそれ以下の価値もありません。

しかし海外だと、100円=1ドルになったり、100円=1.2ドルになったりなど価値が一瞬ごとに変わります。為替の変動って言われる物です。価値が変わるから、いちいちカード会社は日本円にして計算し直さなきゃいけないのです。

現金を現地通貨に両替した事がある人は、今日のレートって聞いた事がありませんか?海外通貨に両替ができる銀行に行くと、米ドルやユーロの為替レートが電光掲示板に表示されているのを見た事がありませんか?

それと一緒で、クレジットカードを利用した情報がカード会社に行き、情報が届いた日のレートで計算します。毎日毎日、カード会社は海外で買い物をした人の計算をしているから、手間賃が発生するのです。

主力カードブランドの手数料を比較!

では本題です。カードのブランドによって手数料が変わってくるというのをお話しましたが、各カード会社の手数料はいくらなのか一覧にしていきます。

カードブランド 手数料
VISA 1.63%
MasterCard 1.63%
JCB 1.60%
AMEX 2.00%
ダイナーズクラブ 1.30%

カードのブランドは他にもありますが、日本でクレジットカードを作るとなったら上の表にあるブランドがメインになってくるのではないでしょうか?

一覧にすると一目瞭然で、ダイナーズクラブの手数料が一番安くなると分かりますよね。そしてAMEXのカードの手数料が一番高くなります。

手数料は企業秘密って訳ではなく、クレジットカードのブランド会社がホームページで公表しています。なので誰もが知る事ができる情報なんですが、この一覧を鵜呑みにしてダイナーズクラブが一番お得って訳でもありません。それを次の章で書きます。

実際に買い物をするとMasterCardが安く済む場合が多い

手数料はカード会社によりけりだけど、為替は世界の動きなのでカード会社によって変わるなんてありません。だけども、実際に買い物をして請求が来ると一概にダイナーズクラブが安いとは言えないのです。なぜなら為替レートと呼ばれる仕組みがカード会社によって変わって変わってくるからです。

ここはあんまり深く突っ込むと帰ってこれなくなりそうなので深くは追求しません(笑)FXとか、お金の取引きの話になってしまいます。仕組みが違うって覚えておけば良しとしましょう。

仕組みが違えば計算方法も違い、実際に買い物をするとダイナーズクラブは請求額が高くなる場合が多いです。VISA、MasterCard、JCBはトントンの請求額となり、AMEXも手数料が高いので請求額も高くなる場合が多いです。

VISA、MasterCard、JCBの中でも一番良いと言われるのが、MasterCardです。これは口コミでそう言われています。なので、これからクレジットカードを作るとなり、もし海外で大きな買い物をするならばMasterCardを作るのが無難です。

まとめると、手数料だけを鵜呑みにしちゃいけないって所です。また、小数点以下を切り捨てるのかどうかも違ってきますし、そもそも買い物をした日のルートで計算するんじゃなく、買い物の情報が上がってきた日のレートで計算となり、情報が上がってくるのはカードのブランド会社と国によって様々です。なのでいつのレートで計算されるのかは私達は知りません。手数料はあれど、請求額は目安しか分からないって事です。

売上はVISAの方が多いけどMasterCardも世界中で使える

MasterCardが海外利用で一番お得になるって分かったら、次はMasterCardの利用できる範囲が気になりませんか?どこの国でも使えるの?他のカードブランドとどう違うの?って気になりませんか?

私が何年か前にクレジットカードを作る時、お店で申し込みをしたのでカード勧誘スタッフに「VISAにするかMasterCardにするか迷ってるんですけど、どう違いますか?」と聞いた事があります。

そしたらスタッフは「んー。違いはあんまりありません。」と言いました(笑)スタッフさんも、あんまり違いを知らないかVISAもMasterCardも同じ物だと思ってるみたいです。

VISAとMasterCardは、スタッフさんの言うようにあんまり違いはありません。売上金はVISAの方が高いぐらいです。昔はMasterCardだとヨーロッパが強いとか言われていましたが、今では世界中でMasterCardが利用されています。なのでMasterCardが利用できない国や地域って、クレジットカード自体が利用しにくい国という考え方でオッケーです。

クレジットカードのブランド勢力でMasterCardがどこかのカードに劣るなんて事はありませんし、MasterCardは大丈夫なの?っていう心配も要りません。

まとめ

では今までの事をまとめていきます。

  1. 為替は日々変わる
  2. 手数料はカードのブランドによって変わる
  3. カードはVISA、MasterCard、JCBで
  4. MasterCardが実際には一番お得になりやすい
  5. MasterCardは世界中で利用できる

こんな感じが今までに書いた事です。これからクレジットカードを作るならMasterCardを選び、すでにAMEXなどのレートが比較的高いカードを持っているならば2枚目のカードとしてVISA、MasterCard、JCBを選ぶと良いでしょう。

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